雨上がりの空に―わたしの不登校経験談―

とある大学院生の不登校経験談を、ゆるっとマイペースに綴ります。

身の丈に合った選択。

学習会は毎回色んな人と仲良くなって、色んな話ができてすごく楽しかったです。
もうこの頃には通信にいることに対する後ろめたい気持ちもすっかり消えましたし、いろんな人と会うたびにたくさん刺激をもらえ、視野も広がりました。

 

学習会に参加したとき、「中学時代に不登校になり、その後数年間の引きこもりを経験した上でここに来た、、、」という学生さんの話を聞きました。
その人は「この大学を卒業するのに8年*1かかってもいいと思っている」みたいな話をしてくれました。わたしには「最短の4年で卒業する」という選択肢以外頭になかったので、正直とても驚きましたね。でもたぶんそれは、不登校や引きこもりを経験してブランクがあるから、そのぶんゆっくりと、自分のペースで時間をかけて卒業する、、、ということなのだと思います。
そう考えると、それはわたしも同じなのかもしれないと思いました。その人はフリースクールに通っていた経験があるらしかったので、そういう意味ではどこにも行っていなかったわたしの方がはるかにスランプがあります。改めて、よくこんな状況で高校・大学受験したな、、、と思いました(笑)今だから笑って言えますが、あのときのわたしはどうかしていたと思います(笑)

 

「わたしはいったい、何を生き急いでいるんだろう」と思いました。
今までとにかく「普通とされる道」を歩もうと思って必死に頑張ってきました。そこまで頑張れるほどの体力も精神力もないことはわかっていたのに、「自分は普通の女の子ではない」ということを忘れて、周りの同級生や大人の視線、プライドを気にし、たくさん無理をして焦っていました。
けれどわたしは、全てトントン拍子できたわけではありません。そう考えると、もっと身の丈にあった選択・生き方をすべきだったんじゃないかと、、、今更ながらすごく思いました。だから決して焦らずに、ゆっくり時間をかけて、一つずつ問題を解決していかなければいけないのかもしれないな、、、と。
わたしが今まで何をやってもうまくいかなかったのは、そこに原因があったのだと思います。今の自分にできることをやって、今の自分に合った道を選ぶべきだったのに、それができない自分を受け入れることができなかったからずっと辛かったわけです。そのことにやっと気が付きました(笑)

 

 

*1:大学にいられる最大年数。8年が過ぎても卒業できない場合、一度退学して再入学する形になります。実際、その形をとって9年かけて卒業したという学生さんもいました。